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2002/05/21 大森地塩
- 第三回音楽会(2002.6.2)に寄せて -
『オルフェオとエウリディーチェ』の準備をしているときに、想像をかきたてられるすばらしい織物に出会いました。音楽家会員でもある薄真由子さんが制作された、生まれて初めての「あしたば織り」の作品です。

その糸の美しさ、そしてどんどん変化する色は、彼女の自由で純粋な心の動きを織り込んでいるようで、「常に新鮮な気持ちで繰り返し・積み重ねる」という作業が、とても大きな広がりのある世界を生み出すということにあらためて気づかされました。
織りなす世界 ─ 糸をそして音を
今回、宝塚あしたば園のご協力を得て、衣装としてこの織物を使わせていただきます。
さて、VOCでは今回を含め3回の公演を通して、私達の音楽の織り方について3つのアプローチを見ていただくことになります。初回音楽会では音楽家会員を幅広く皆様にご紹介することに焦点を合わせました。第2回音楽会ではVOCの基盤である「自然な声」を求めるヴォイストレーニングを中心話題に、第一線で活躍中の音楽家によるミニステージでお楽しみいただきました。そして今回は、とかくお金のかかるオペラを、限られた予算でしかも質を落とさずに上演することに挑戦した催しです。
この新しい音楽コミュニティーのアプローチに共感し、オペラを楽しいと感じる方が広がってくだされば幸いですが、散漫な印象を受けられた方もいらっしゃるかもしれません。しかし、反省しつつ・そして積み重ねることが、私達の未来を切り開くと確信して、今後もさまざまな方法で挑戦し続けたいと思っております。
どうぞ皆様のご意見をお寄せ下さい。