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皆様お元気でいらっしゃいますでしょうか? どうぞ2005年もよろしくお願いいたします。

去る12月の西宮・京都でのリサイタルではVOCの皆様に大変お世話になり、無事演奏会を終えることができました。遅くなりましたが、ここに心よりお礼申し上げます。またその京都でのリサイタルが評価され、「青山音楽賞」というすばらしい賞を頂けることになりましたのも、応援してくださった方々のお力添えがあったからこそと、感謝&感激しています。

学生と歌い手としてとの2足の草鞋をはき、なるだけ音楽に集中しようと毎日試みていても、一年一年にできること・発展できることというのは本当にわずかでしかなく、焦り・不安にさいなまれることも多々ですが、そのわずかなものを積み上げていけるように、これからも自分らしく歌ってゆけたらなぁ、と思っているところです。

 

さて、京都は節分寒波でいつになく雪が多くて寒い!と、実家の母より聞きました。パリは寒い週もあったりしますが、まだ雪が積もったのを見ていません。それどころか嬉しいことに、例年よりも青空が見える日が多いような気がします。どんよりと重く厚く曇った空の下、“パリの冬はぃやだね~”と旬の牡蠣を自分でこじ開け(最初のうちは1時間以上も奮闘し翌日腕が筋肉痛だったのに、いまでは1ダース15分で開けてしまう、ほほほ!)気分転換するのも悪くはないのだけれど、やはり寒い冬は空気の澄んだ青く高い空がいいと思う。

もう街角には春の訪れを告げる、黄色い花をいっぱいつけた“ミモザ”が出回っているし、なんだか今年はあっけなく冬が過ぎていってしまう感じ。明後日からまた日本に出発、パリに戻るころにはまた一段と春めいているでしょう。

今回の日本は演奏会のお知らせのところにも載せていただいている、“ローザンヌ声楽・器楽アンサンブル”の日本ツアーへの参加が目的。当初予定されていたソプラノのL.シェーレルさんが、急遽体調不良のために参加を見合わされたらしく、1月半ばいきなり事務の方から電話がかかってきた。早口でツアーの内容を説明されたのだけれど、日本の4都市でマタイと他2曲を歌うということ以外よくわからなかったので、私は自分の2月の予定を把握していなかったのもあり、”スケジュール帳を見て、確かめてから折り返し連絡します“と一旦は電話を切って急いで帰宅、冷静に考えようと思ったところへまたもや電話。すると何と、指揮者でこのアンサンブルを主宰されているミッシェル・コルボさん、その人から直々に電話。 ”ユミコ、すでに予定が入っているとか言ってる余地はないヨ! 君は日本に行くんだヨ。もう決定ヨ! もしすでに仕事が入っていても、その企画者を僕が片付ける(物騒な話だ!)から、心配は要らないヨ!”と、ユーモアたっぷりに仰るので、“ あ~、だったら私は誰かの命拾いをしましたネ。その期間は何にも契約はありませんので、喜んで参ります!”と嬉々として答えたのです。が、しかし! そのすぐ後Faxされてきた予定表を見てびっくり、げげっ! 昨年11月にスイスで初めて同アンサンブルの「マタイ受難曲」のソロを歌ったこともあり、今回のお話を頂いたのだと思うのだけれど、今回のツアーではその「マタイ」に加え、ヘンデルとヴィヴァルディの宗教曲にはソロ&デュオも結構あるらしい! さらに公演は1週間の間に移動を含めての全5回公演!! 現地でのリハーサルを含めると丸々1週間フルで歌いっぱなし、ということになる。 大丈夫なのか…、と自問する私。しかし賽は投げられた、えぃ!、やるしかない! 

というわけで、VOCの皆様、お時間許しましたらぜひ応援に来てください!

                 
 2005年2月6日  パリにて

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≪東京公演≫

●2月12日(土)18:00
サントリーホール
 J.S.バッハ:マタイ受難曲 BWV.244
 [指揮]ミシェル・コルボ
 [福音史家・テノール]クリストフ・アインホーン
 [イエス・バス]マルコス・フィンク
 [ソプラノ]谷村由美子
 [カウンター・テナー]カルロス・メナ
 [テノール]イヴ・セレンス
 [バリトン]ピーター・ハーヴェイ
 [合唱]ローザンヌ声楽アンサンブル
 [管弦楽]ローザンヌ器楽アンサンブル

●2月14日(月)19:00
東京オペラシティコンサートホール
 ヴィヴァルディ:グローリア ニ長調 RV.589
 ヘンデル:主は言われた(詩篇109)HWV232
 フォーレ:レクイエム Op.48
 [指揮]ミシェル・コルボ
 [ソプラノ]谷村由美子
 [カウンター・テナー]カルロス・メナ
 [バリトン]マルコス・フィンク
 [合唱]ローザンヌ声楽アンサンブル
 [管弦楽]ローザンヌ器楽アンサンブル

≪名古屋公演≫

●2月15日(火)18:45
愛知県芸術劇場コンサートホール
 ヘンデル:主は言われた(詩篇109)HWV232
 ヴィヴァルディ:グローリア ニ長調 RV.589
 フォーレ:レクイエム Op.48
 [指揮]ミシェル・コルボ
 [ソプラノ]谷村由美子
 [カウンター・テナー]カルロス・メナ
 [バリトン]マルコス・フィンク
 [合唱]ローザンヌ声楽アンサンブル
 [管弦楽]ローザンヌ器楽アンサンブル

≪大阪公演≫

●2月16日(水)18:30
ザ・シンフォニーホール
 J.S.バッハ:マタイ受難曲 BWV.244 (字幕スーパー付)
 [指揮]ミシェル・コルボ
 [福音史家・テノール]クリストフ・アインホーン
 [イエス・バス]マルコス・フィンク
 [ソプラノ]谷村由美子
 [カウンター・テナー]カルロス・メナ
 [テノール]イヴ・セレンス
 [バリトン]ピーター・ハーヴェイ
 [合唱]ローザンヌ声楽アンサンブル
 [管弦楽]ローザンヌ器楽アンサンブル


http://www.asahi.co.jp/symphony/symphony2005/c20050216.html